ダンナさんが鬱
でも、処方された薬の副作用で、頻脈になっちゃったそう。
会社の病院の先生が、頻脈のことで通ってる精神科の医者に手紙を書いてくれて、
「鬱病じゃないから、薬も止めましょう」
ということになったらしい。
でも、ダンナさん、いきなり薬を止めるのは不安らしい。
まだ、飲んでいたいと、懇願したそうです。
でも、この薬も、すごーく軽いもの。
飲んでも飲まなくてもいいくらいの気休め程度の薬だったそうです。
結局、医者から、鬱病じゃなくて「自律神経失調症」と診断されたんだって。
医者からは、
「ま、いっかー!」
という気持ちを常に持って、深く考えないように!と言われてるそうです。
こうなった主な原因は2つ。
親戚の牧場にお金を貸してほしいと頼まれ、牛を1頭売れば100万になるからすぐにお金を返せると言われたらしい。
しかも、借用書も何も書いてもらわないまま貸し続けてたらしい。
ほーんと、人がいいんだね。
何回かに分けて貸してた金額が膨らんでいって、気づいたときには3000万以上に。
もしかしたら、返してもらえないかも!って、思って悩み始めたらしい。
しばらーくして、お金を貸してたことを会社のおばちゃんに告白。
おばちゃん、あんな性格だから大激怒。
毎日、チクチク色々言ったらしい。
そしたら、ダンナさん
「もう言わないでー!おかしくなりそう!!」
って言ったらしい。
でも、止められないおばちゃん、毎日毎日チクチク言い続けてたらしい。
自分も、ダンナさんに頼まれて100万貸してたんだって。
そのお金がまさか牧場に行ってたとは、思わなかったらしい。
ダンナさん、弁護士にも相談に行ったそう。
「親戚には絶対にお金を貸したらダメ!」
「返してもらえない可能性が高い・・・」
と言われて、ますます落ち込んじゃったんだって。
もう一つの原因は、お母さんが亡くなったこと。
そんなこんなで、ダンナさん、精神科に行きたいと自分から言い出したらしい。
気が晴れないし、何をやっても楽しくない。常に不安で、ドキドキしちゃうんだって。
「元々明るい方じゃないけど、ますます暗くなったよー!」
なんて、おばちゃんは、言ってる。
考えても仕方ないことは考えない主義らしい。
「うちのオヤジ(ダンナさんのことをそう呼ぶ)のほうが、先に逝きそうよ~!」
なんて言ってます。
ダンナさん、自分がお金か貸さなかったことで、牧場がつぶれでもしたらイヤだったんだって。
それにしても、3,000万も人に貸すなんて、よほど人がいいんだね。
お金があったこと自体スゴイよ。





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